製品紹介2020.06.09
幅広の特注サイズの集成材をオーダーしたい時
幅の広い特注フリー板(集成材)を注文するには。
カウンターの天板、階段、棚板、家具や造作材などの用途として使い勝手がよく人気がある集成材。
フリー板とも呼ばれ、ある程度規格化されてネットやホームセンターなどで希望寸法で簡単に購入することができます。
樹種もいろいろ選べ、代表的なものとしては、タモやナラ、パイン、杉、ヒノキなどでしょうか。
ある程度、希望寸法で購入できるフリー板ですが、幅が広いもの(例えば幅1000㎜)や仕上げを含め、細かい指定をしたい場合は特注オーダーで検討する必要があります。
ただ、そのような特注仕様で大きな集成材を発注するのは難しいと思う方も多いと思います。
対応できる木材業者さんも少なくはないですが、設備や体制的に得手不得手も当然あるので、それが品質や価格などにも影響してきます。
当サイトでご紹介している木材事業者さんには、特注での板加工を得意としている会社さんもいらっしゃいます。
今回は、豊富な樹種に加え、様々な加工を得意とするフルタニランバーさん(石川県)をご紹介。
実際に東京都の設計事務所様よりいただいた特注依頼案件です。
多様な加工ができるCNC加工機で、原板になる集成材を指定寸法にカット
加工機の刃物を切り替え、側面を仕上げていきます。
ワイドベルトサンダーという機械で、厚み調整をしながら表面をツルツルに仕上げ。
厚みや寸法を確認して、製品完成です。
この板は、石川から東京都内に運ばれ、事務所内のキャビネット天板として使用されます。
サイズの大きなフリー板(集成材)などは相応の設備が必要だったり、希望の樹種での対応可否も重要です。
もし、こうした材料でお困りな際はご気軽に相談ください。