製品紹介2019.06.15

床倍率3倍を取得した幅はぎ国産杉パネル

国産無垢杉を幅はぎした杉パネル「トライ・ウッドパネル」

住宅を建てるとしたら、何にこだわりますか?

なんせ一生に一回あるかないかの大きな買い物ですから、できる限り理想に近いものにしたいですよね。

耐震、省エネ性などのキーワードとともに、健康志向の高まりなどから使用する木材への関心も高まっているようです。

 

使用する木材も種類は多様化され、昔のような無垢材主体の住宅は減少傾向になってますが、それでもできれば木材をふんだんに使った家に住みたいと思う方は多いと思います。

 

様々な製品はある中、今回ご紹介するのは国産材(杉)を活用し、無垢の良さ、加工性、耐久性や抗菌性などを高い水準で満たすパネル製品です。

製造するのは、大分県日田市にあるトライ・ウッドさん。

豊富な森林に囲まれ、自社で森林経営もされている会社さんです。

 

同社が製造する杉パネル「トライ・ウッドパネル」(通称トラパネ)は、無垢の杉材を幅はぎしてパネル化されたもので、「安全」「健康」「安心」にこだわった製品です。

 

 

トライ・ウッドパネル 【材料へのこだわり】

  • 全て国産の杉材を使用
  • 赤身と木目のバランスにこだわる
  • 天然乾燥主体の乾燥

トライ・ウッドパネルに使用される材は、すべて国産の杉材を使用しており、原木段階から原板を厳選しています。

また、杉本来の良さを活かすため、天然乾燥を主体に、その後低温乾燥(50℃程度)で仕上げ極力木材の質を損なわないようこだわっています。

 

 

 

パネル製造1

トライ・ウッドパネル 【安全・健康へのこだわり】

  • 接着剤の使用量を最低限に抑えた仕様
  • 自然素材を活かす、杉の赤身を使用

 

パネル材や合板材のような加工木材には接着工程があり、一般的にはホルムアルデヒドの放散量が少ないもの(F☆☆☆☆対象)が使用されます。

トラパネは、単層の無垢材を幅ハギ加工している(板の側面同士を接着)ので使用する接着材が圧倒的に少ない。

 

一般的な構造用合板と比較すると、 なんと! 接着剤使用量は0.02%程度 

化学物質に敏感なお客様にもストレスなくお使いいただけます。

 

 

 

トライ・ウッドパネル【安心へのこだわり】

トラパネシリーズには、床の構造評価で最高評価の床倍率3倍を取得した構造用トラパネがあります。

施工性の高さからも全国各地の工務店様などから人気を集める製品で、長期優良住宅にて安心して使用いただけます。

また、同シリーズには下地材用の杉パネルもラインアップしています。

 

※床倍率とは、壁の強さを表す壁倍率と同様に床の強さを表す指標です。

 

以下のように2階床(床裏面の表し仕上げ)などの用途にも多く採用されています。

 

トライ・ウッドパネルは、限りなく無垢材に近い杉でありながら、合板の使い勝手の良さを組み合わせた製品で、構造用の他、テーブル・棚・間仕切り・階段材や家具・建具など、幅広い用途で活用できる点もおすすめポイントですよ。

 

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