杉の中綴じノートがついに完成しました！

木材を使った新たな製品づくりの一環として、今回チャレンジしたのは「木のノート」

すでに、リングタイプのノートは当社でもリリース済みなのですが、

今回、ノートの製本では一般的な「中綴じ加工」という中央をホチキス留めする方法に挑戦しました。

 

使用した素材は、以前コラムでもご紹介したトライ・ウッドさんが製造する杉材の積層シート。

 

素材に関する記事はこちら

積層はしてありますが、当然力を入れて曲げれば割れます。

中綴じ製品は中央を綺麗に折る必要があるので、それが最大のハードル。

今回、木材にちょっとひと手間加えてから製本工程に入ります。

 

製本工場にて、いざトライ。

製品を作る上で、やはり量産できる（もちろんコストも抑える）、ということはとても重要です。

それができないと、いくらいい製品を作っても販売して収益を上げることは難しいですし、木材の利用を進めることにも繋がりません。

今回のノート製作においても、それらを達成する為に、

紙の製本を専門にする工場さんの協力も得ながらの開発になりました。

 

以下より、実際の加工現場の一部をご紹介。

 

杉の積層シートを確認し、作業準備です。

紙と違って一枚ずつ個体差があるので結構大変。

この杉材が中綴じの表紙になり、中の本文は通常の上質紙を使います。

 

ここからの作業は結構あっという間。

中綴じ製本機という専用マシーンで木の表紙と紙の本文部分をセットしながら、機械でホチキス留めしていきます。

 

 

動画はこちら。

 

本物の木なのに、きちんと製本されていき、予想以上の出来栄えとなりました！！

 

 

木なので割れてしまうのではと思いますが、

あら不思議、力を入れて曲げても大丈夫なんです。

中綴じノートなので、開いてもフラットになるので手が痛いということもありませんよ。

 

 

ノベルティグッズ向けにリリース

小売りも検討していますが、まずはノベルティや記念品向けにリリースいたしました！

表紙に焼印や印刷でオリジナルの名入が可能です。

 

製品の詳細ページはこちら

 

小ロットから大量生産までご対応いたしますので、

ノベルティや記念品をご検討の際には是非ご気軽に問い合わせください！