現地レポート2020.12.21

国産木材の魅力発信拠点 MOCTION(モクション)がOPEN

国産材需要拡大へ 情報発信拠点「MOCTION」誕生

令和2年12月に、木材の大消費地である東京でのさらなる木材利用の拡大に向け、国産木材の魅力を発信する拠点「MOCTION(モクション)」が東京都内にOPENしました。
本施設では、国産材を活用したモデルオフィスと展示スペースが併設されていて、商談やセミナー、企画展などの開催などに活用されていきます。

現地を訪問してきましたので、簡単ではありますがご紹介を。

 

場所は、新宿パークタワーのリビングデザインセンターOZONE

新宿駅より徒歩15分ほどの場所(新宿中央公園の隣)ですね。

 

同ビル5Fに、ひと際目立つ空間にMOCTIONはあります。

常設されているモデルオフィス空間には、角材(柱材)をそのまま活用したテーブルや椅子が配置されていて、
流通規格が活用できるとともに、再利用もしやすい設計になっています。

イメージ的には製材所で桟積みされている角材なのですが、とてもスマート。

 

各家具に、固定されたCO2量が印字されており、「見える化」の工夫がなされているのがユニークです。

下の写真のテーブルは、角材が12本使用されていて二酸化炭素の固定量は91.47㎏ということが示されてます。
これをみると、木質化の意義がより伝えやすくなりますね。
デザインも素敵なので活用できるシーンは多そうです。

 

壁には地元東京の多摩産材情報など様々な掲示物があり、その中で特に目を引くのが全国各都道府県ごとの代表樹種の木材を貼られた日本地図。
同じ樹種でも色合いが全然異なるものもあれば、そうきたかと思う珍しい樹種の県もあり、木材の好きな人もそうでない人も結構はまりそう。

 

尚、展示ブースは各地ごとの企画展も開催されており、訪問した際は高知県の木工品などが展示されておりました。

今後も各都道府県の企画展示が順次開催されていくそうです。

 

MOCTION(モクション)のサイトはこちら

同じカテゴリーの最新記事