創業100年！岡崎製材を巡る

愛知県岡崎にて、大正6年（1917年）に材木商として創業し、2017年に創業100年を迎えた岡崎製材さん。

木材業界において、無垢の一枚板を扱うリーディングカンパニーです。

現在は、建材、住設機器、家具、雑貨など幅広い分野で事業を拡大されており、なんとホームセンターの経営もされています。

今回は、岡崎製材さんの代名詞でもある「無垢一枚板」にスポットを当てて、八田社長自らご案内をいただきました。

 

100樹種、50,000枚を超える圧倒的な在庫量！！

全国に、無垢一枚板を扱う会社さんも多くいらっしゃいますが、岡崎製材さんの凄さは圧倒的な在庫量。

国内外、多種多少な樹種（なんと100樹種以上）の一枚板が、これでもか！という物量で保管されています。

岡崎製材さんでは、取扱製品の多くを、国内も含み世界中から原木の状態で調達され、基本的に自社で製材されています。

その後、数年間じっくりと天然乾燥させ、準備ができたところで加工して製品として販売されていきます。

 

・製材前の原木

・桟積されて天然乾燥される大量の板材　（この山々が延々と続きます、、）

その全ての材が在庫管理されているのも驚き！

今では珍しい貯木池もありました！

この池の中でじっくりと水中乾燥されている材があるそうです。

 

こだわり、厳選された材を展示販売する　「HELL-BENT」

岡崎製材さんでは、無垢一枚板のテーブルや加工時に発生する端材で製作された雑貨などを実店舗でも展示販売されてます。

本社隣にある「HELL-BENT（ヘルベント）」

こちらでは、自社の無垢板の在庫から厳選された材を製品として販売されてます。

加工前の原板の状態でも圧倒的な存在感がありますが、加工・塗装をされることで、各樹種ごとにそれぞれに洗練された顔を出してきます。

 

無垢板のテーブルは、選ぶのが難しいとか、ちょっと敷居が高いなあと思う方も多いと思いますが、こうした店舗で個人向けにも対応いただける岡崎製材さんであればきっと素敵な一枚に出会えると思います。

 

 

ちなみに今回、同社で保管されている様々な材もたくさんご案内いただきました。

その中には、明らかに販売向けではなく、博物館で展示されるような代物が・・・。

樹齢1000年を超える屋久杉、数万年前の氷河からでてきた木材、歴史と証人となる痕跡　etc.

 

こちらは、また本コラムでもご紹介できればと思ってますのでお楽しみに！