製品紹介2019.04.22
杉のスライス材から生まれた木製うちわ
杉をスライスした突板から生まれた「木製うちわ」
木材加工の世界では、スライサーと呼ばれる機械で木材を薄くスライスする技術があります。
大根のかつらむきのように丸太をぐるぐる回す方法や鰹節を削るような方法で1㎜を下回る極薄の材料をスライスしていきます。
こうしてスライスされた材は「突板(つきいた)」と呼ばれ、主に合板やMDFなどの基材に貼られたりして、化粧板として壁材や家具など使用されます。
一方で、この突板も工夫すると様々な製品に応用できるのも魅力的で面白いです。
今回ご紹介するのは、スライスした杉材で製作された木製の「うちわ」。
スライサーで薄くシート状に加工された杉のシートを貼り合わせ、乾燥させたものを素材にしています。
このうちわに、焼印や印刷を施すことでオリジナルの木製うちわになります。(1枚1枚木目や色合いが異なるのもGOOD!)
このアイテムは、特に夏の時期にノベルティグッズなどとしてとても人気があり、屋外イベント、住宅展示場などの来客記念、大学のオープンキャンパスや展示会での配布グッズなどで使用されています。
間伐材を活用した環境に配慮した製品というものおすすめのポイントになりますね!
製品のご紹介 「杉うちわ」
紙製のうちわでもよくある丸型で指を入れる穴があいているシンプルなタイプです。
木製なので、割れるのでは?? と心配になりますが杉の3層構造になっているので思いのほかしなやかさと強度もありますよ。
なにより、木製ならではの温かみを感じるアイテムですね。
名称 | 杉うちわ (丸型) |
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樹種 | 杉 |
寸法(幅×長さ) | 直径220mm 厚さ1.2mm |
名入方法 | 焼印/シルク印刷 |
備考 | ※天然木を使用しているので、ひとつひとつ木目や色合いは異なります。 |
★実際にシルク印刷で印刷したイメージ
以下サイトにて本製品の詳細が確認できます!
尚、同じ素材をつかった類似品もございます。
(それぞれ画像をクリックすると詳細ページに移動します)
■取っ手付き杉うちわ
名称 | 杉うちわ (取っ手付き) |
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樹種 | 杉 |
寸法(幅×長さ) | 縦180mm×横200mm 取手長さ100mm |
名入方法 | 焼印/シルク印刷 |
備考 | ※天然木を使用しているので、ひとつひとつ木目や色合いは異なります。 |
■杉の扇子
名称 | 杉うちわ (取っ手付き) |
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樹種 | 杉 |
寸法(幅×長さ) | 縦175mm×横62mm×厚さ6mm
縦175mm×横260mm×高さ6mm(使用時) |
名入方法 | 焼印/シルク印刷 |
備考 | ※天然木を使用しているので、ひとつひとつ木目や色合いは異なります。 |
今回ご紹介したのは「突板(つきいた)」を活用した展開例ですが、アイデア次第でいろいろな加工もできそうですね!
素材自体の販売もしておりますので、ご興味があればご気軽に相談下さい。
ご紹介したうちわも含め、以下より見積相談可能です。