現地レポート2018.03.10
一枚板のアーティスト in 関家具工房木馬
一枚板のメーカーさんを訪問
一本の木から製材されて、一枚の板にされた 「一枚板」
実際に目にして触れてみると、グッとくるものがありますよね。
今回、家具の街として知られる福岡県大川市でダイニングテーブルをはじめとした ”一枚板” を届ける関家具工房木馬さんを訪問してしてきました(^^)/
一枚板を加工する工場ではこだわりが満載
関家具工房木馬さんでは、日本および世界各地から原木を調達し、
製材→乾燥→加工→研磨→塗装という工程を経て、世界にひとつの製品を生み出しています。
乾燥工程では、天然乾燥で数年、その後、低温乾燥を経て
最終的に高周波プレス機で水分調整を行うことで、水分が均一な安定した材になるそうです。
このあと、バーチカルミーリングマシンで表面を平らにしていきます。
なんと、長さが12m、幅130㎜ほどの材まで加工ができるとのこと!スケールでかいです。
研磨や塗装工程は、まさに職人さんによる手仕事。
高機能な機械を積極的に活用する一方で、こうした人の手による丁寧な工程があることが人を感動させる製品に繋がるんですね。
工場隣にあるギャラリーもご案内いただきましたが、まあ圧倒感が半端ではないです。
中には、金額も半端ではない製品もチラホラと、、、(^_^;)
最近の木材業界では現場に若い人が少ないという課題をよく耳にしますが、
関家具工房木馬さんでは、若い職人さんも多くとても雰囲気がいいなあと思いました。
最近は東京はじめ直営店舗も増えていますので、是非一度訪問してみてください。
★関家具工房木馬オフィシャルサイト
投稿者:末吉