事例紹介2019.02.19

店舗向け無垢材ベンチ製作事例  from 岡崎製材

無垢材の魅力と可能性を引き出すNature Design

ホテル、駅、店舗など様々な空間で「木材」が使われているシーンを見かけます。

もちろん、木目調ではあるけれど、実際はシートにプリントしたものも増えているので、そのすべてが木材そのものが活用されているとは言えませんが、木の空間というのは少なからず誰もが落ち着く環境ですよね。

木材(特に無垢材)は、当然ひとつひとつ形や色合いなど異なってくる天然の素材なので、扱う場合も知識やノウハウが必要になってきます。

逆にいえば、アイデア次第で他にはないオリジナリティの高い使い方ができるのも魅力ですね。

 

今回、国内外さまざまな無垢材を扱う岡崎製材さん(愛知県)より、少し変わった木材の活用事例をご案内させていただきます。

 

曲がりヤマザクラの兄弟

一般的に、曲がった材というのは使い勝手が悪く市場価値も低いケースが多いのですが、その曲がった姿を活かした事例です。

樹種は、ヤマザクラ。同じ原木から製材された2枚の兄弟材となります。

幅200-400㎜、長さは3mの材です。

 

 

こうした材料は、市場でもなかなか出回ることがなく、もちろんお客様との要望と合致させるのは至難にはなりますが、今回見事に東京都にある飲食店様との出会いが実りました。

 

まさに自然が作り出した形をそのまま活かした素敵なベンチ。

Nature Design(ネイチャーデザイン)を象徴するような製品ですね!

 

 

ケヤキ巨木の輪切りベンチ

続いても、同じ店舗さんでの採用事例となりますが、今回はケヤキ材の輪切り材(それぞれの直径はおよそ1メートル)

あまり、こうした材をみかけることもないですが、いわゆる銘木という世界では有効に活用されています。

 

 

素材自体は圧倒的な存在感を放つのですが、普通にテーブルなどにすると、どうしても野暮ったい製品になりがちでもあります。

ただ、今回はこの輪切り材を3枚組み合わせることで、おしゃれな店舗にもマッチするものに仕上げました。

ひとつのアイデアから、こうした特殊な材料も素敵な仕上がりになる面白い事例ですね。

 

 

今回情報提供いただいた岡崎製材さんはこうした特殊な材料を多数保有されており、またそれらを活かすノウハウもいろいろとお持ちです。

店舗や施設などに木材を使用される機会があれば、是非ご相談ください!

 

 

同じカテゴリーの最新記事