事例紹介2019.04.12
木材×3次元加工
木材の3D(3次元)加工は木工の新たなトレンドとなるか。
木材を使って特殊な加工をしたいという要望に対して、それに応える技術が年々向上してます。
平面であれば、レーザー加工によって詳細なカットを実現したり、はたまた5軸のNCルータを使えば、3次元的な加工も実現できるようになってきました。
3次元とか3Dという言葉と木工が少し結びつかない印象もあるのですが、X軸・Y軸・Z軸の3方向に加え、更に回転軸と傾斜軸というものが加えた5軸制御の機械を活用することで、
立体データを一気に加工することができるのです。
例えば、以下のイチョウ型のベンチ。
こちらも5軸制御のNCルータで製作されています。
いくつかのパーツ単位で加工はされているものの、データ通りの曲線を自動で加工していきます。
小物だって対応できます。
この加工品も、3Dデータを基に加工しました。
どうでしょうか、木工の新しい可能性を感じませんか??
木工の世界でこうした技術を活用した事例はまだまだ少ないですが、
今後、デザイナーや設計者、加工会社の距離が近づけば、もっと面白い加工事例が出てきそうです。
今回紹介した製品は、いずれも大阪にある吉村商店さんによる加工実績となります。
吉村商店さんの情報はコチラ
もし、こうした特殊な加工でお困りであれば、ご気軽に相談してください。