事例紹介2019.02.20
木製ロゴ(切文字)も人気 by ShopBot
木製ロゴ製作~デジタル工作機械にアナログを添えて~
店舗・施設・イベント会場などの装飾や看板用途で切り抜きロゴを見かけることは多いです。
様々な素材で作られてますが、木を使ったロゴ(切文字)もカッコイイですよね。
そんな木製ロゴですが、糸鋸ミシン、NCルーター、レーザー加工機などいろいろな方法で製作が可能ですが、
今回ご紹介する事例は、デジタル工作機械の知名度が日に日に増している「ShopBot(ショップボット)」
一般的なNC加工機と似ていますが、汎用のCADデータを使えることからアイデア次第で手軽に様々な使い方ができる機械です。
岩手県花巻市にある小友木材店さんも、同機械を活用して新しい取り組みに邁進している会社さんです。
今回、最近の実績から「木製ロゴ(切文字」の製作事例をいくつかご紹介いただきました。
店舗施設の木製ロゴ&切文字看板
針葉樹合板(カラマツ)を使って、ShopBotで文字を切り抜いて加工します。
加工後、材を塗装すると木目も透けて、格好いい仕上がりになりました。
こちらは、木製看板の上に、木製の切り文字を貼りつけたもの。可愛い仕上がりです。
奥行きに工夫を凝らした立体文字
こちらもShopBotで加工した製品で、イベントのステージ用の装飾文字となります。
パッと見、結構厚みのある木材を使った加工品にも見えるのですが、合板から文字を切り抜き、奥行きを出すために杉の無垢材をカットしたものを文字に沿わせて固定しています。
手作り感たっぷりですが、デジタルサイネージで表現される文字装飾とは異なる良さもありますね。
今では、ShopBotやその他さまざまなデジタル木工機械があるわけですが、やはりアナログ的な作業やアイデアがあってこそ価値を発揮しそうです。
特に今回のようなオーダーアイテムは型にはまらないことも多いので、試行錯誤しながら製作されているのだろうと思います。
ただ、そうした積み重ねが新しいノウハウの蓄積になって従来にない「木材店」になっていくんでしょうね。
というわけで、今後も果敢なチャレンジをすすめる小友木材店さんに注目していきたいと思います!